2011年11月10日木曜日

「私の友人の、小さなお店」の話

友人のお店があります。

ペットに関するお店です。

ある地方都市の片隅で、たった一人で頑張って、、、
ずっと、その地域で12年に渡って営業してきました。

最近、同じ業種の、大型店が近所に出店してきたそうです。


・・・


以前も、それに近いことはありました。
でも、同じ様な業種が開店するときでも、
ご近所さんになるのだから、と
挨拶なり、ある程度の「仲良くしよう」的な対応だったそうです。

たった一人なので、別にそれでもよく、
お店の前を通ると互いに挨拶をする、
そんな関係でうまくやっていたそうです。


・・・


でも、今回の相手は違いました。

まったく挨拶もありません。
従業員の人と道で会っても、にらんでくるか、
嫌みな笑顔を向けてくるだけ。

彼らは、こちらを
ライバルというより、「敵」としか見ていません。


・・・


そんなある日、ひょんなことから、
こんな言葉を耳にしました。


彼ら新規大型店の店長が
「あんな店、すぐつぶしてやるから」と言っている。


そんな、
陰口が聞こえてきたそうです。


・・・


悔しい。

なんで、見も知らない人間から、
そんなことを言われなければならないのか。

相手はゲーム感覚かもしれない。

でも、お店が潰れるということは、
家族もみんな路頭に迷ってしまうということ。

人の人生がかかっていることを、
何でそんなに簡単に口に出来るのか。

そう思い、怒りで方が震えたそうです。


・・・



私の友人は、たった一人でやっていて、
給料さえ出ればいい、そう思ってやっています。

固定客さまも持っているし、
なんとかなるかもしれません。


でも、、、

ひょっとしたら、お客様をみんな取られて、
潰れてしまうかもしれません。


彼らが陰口でそう言っているように。



・・・


友人は不安になると共に、、、
心から、悔しい気持ちになりました。

「潰れてしまうならそれもかまわない。でも、、、

 あそこにだけは負けたくない」


そんな気持ちになりました。


・・・


小さなお店。

日本のお店のほとんどが
「小さなお店」だと思います。


その小さなお店は、大型店舗の進出に、
なんらかの影響を被ったり、
お客様を取られたり、潰れたり、、、

戦々恐々していたりするのです。



私が出版でお世話になった同文館出版さんから、
小さなお店が大きなお店に勝てる方法の本が出版されます。

10日、11日にキャンペーンをやるそうです。
著者の山田文美さまは、過疎地で小さなお店を
やっているところにお嫁さんに行きました。

そこで悪戦苦闘し身につけてきた、
そんな経験からお話をされています。

大型店からお客を取り戻す3つのしかけ



上記から、「はじめに」が読めるよ!
「お客様とのゆるいつながり」これがキーワードですね。

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