2010年10月17日日曜日

山手線と東海道新幹線では、どちらが儲かっているのか?

キャッチ。

キャッチコピー。

読み人を一瞬で引きつけ、
興味性を持たせ、メリットをにおわせ、
次を読ませたいと思わせる・・・

最初にかける、「ひとこと」です。

少しでもマーケティングを勉強した人なら、
その重要性はご存じでしょう。

平先生のつくった有名なキャッチがあります。

家のチラシにもかかわらず、
「家はまだ建てるな」。

このひとこと、金額に表すと、

・提携した東証一部上場企業の株価をいきなり200円上げ
・500万の商材を1000本以上売り
・それにより(私を含めた)各地の住宅会社が毎年5千棟を売り

とかまあ、きりがないのでここでやめますが、
キャッチと言うのはそれほど重要なものです。

「なぜ社長の中古ベンツは4ドアなのか?」の小堺先生も、
重要なのはタイトルだけだよねー、と言っていました。

さおだけ屋さんの人も、38回出版社を回ったとか。
んで、そのタイトルを使わせてくれる出版社で決めたらしい。


・・・


いかに興味を引くか。
それがキャッチの役割。

さて、今度出る中嶋さんの本。
参った、と言うキャッチです。

「山手線と東海道新幹線は、どちらが儲かっているのか」


おれも知りたい…


・・・


面白そう。
実際、知ってみたい。

読んでみたいし、話のタネにもなりそう。

しかも、ご本人は鉄道マニアのマーケッター。

マーケティングに精通しています。
つまり、興味深い話を聞いて、ためになる。

そういう本です。

プレゼントも興味深いです。

***

10月18日(月)~10月19日(火)の間にamazonで書籍を購入されると

▼いすみ鉄道を応援!貸切懐石列車に抽選でご招待
▼「豪華寝台特急に乗ってコンサル」に抽選でご招待

など、この本でしかあり得ない特典が提供されています。

***


著者の中嶋さんは、とにかく着眼点が面白い!
頭の柔らかい人です。

こういう人は、ビジネスのアイデア、
面白いのがバンバン出るのでしょうね。



・・・


このページ、キャンペーンページです。

これも面白いです。

なんたって、マンガで説明しているから。

一度見てみてチョ。

「山手線と東海道新幹線では、どちらが儲かっているのか?」マンガバージョン




キャンペーンページはこちらだよ




下記は目次だよ。




【目次】

◆Chapter1
山手線と東海道新幹線では、どちらが儲かっているのか
~営業損益における売上とコスト~
(1)山手線と東海道新幹線では、どちらが儲かっているのか
(2)山手線は1 日にいくら稼いでいるのか?
(3)東海道新幹線は1 日にいくら稼いでいるのか?
(4)1 日1 キロあたりの売上を比較

◆Chapter2
トワイライトエクスプレスのスイートが2部屋しかない理由
~利益を最大化させる仕組み~
(1)トワイライトエクスプレスのスイートが2部屋しかない理由
(2)利益をさらに上げるための食堂車とワゴン戦略
(3)新宿駅の中央線快速ホームが一方向に二線ある理由
(4)直通運転でライバル路線の乗客を奪う
(5)東海道新幹線は、いかに乗客回転率を上げてきたか
(6)長距離列車が激減した理由

◆Chapter3
大阪環状線に40年前の車両が走っているワケ
~ストックを活かした資本投下~
(1)新造車両が投入される路線、中古車両だらけの路線
(2)閑散路線に旅客を呼び戻す人気の観光列車たち
(3)列車、乗務員、駅を丸ごとデザインする
(4)ローカル線の救世主となるか? 次世代車両DMV
(5)廃線を最大限に利用する嵯峨野観光鉄道

◆Chapter4
東海道新幹線を最安値で利用する方法
~固定費と売上の関係~
(1)東海道新幹線にも大幅な割引列車がある
(2)閑散列車の需要掘り起こしに成功した青春18きっぷ
(3)特急車両の活用で固定費を売上に変える
(4)スキーのパッケージツアーが新幹線代より安い理由

◆Chapter5
なぜ回数券や割引切符の種類がやたら多いのか
~競合対策と価格設定の関係~
(1)高速バスが鉄道の運賃を決める
(2)リニア開通で圧勝!? 航空のシェアを獲得し続ける鉄道
(3)目的地の途中で降りた方が安くなる切符の割引システム
(4)駅の中で静かに繰り広げられる切符販売顧客争奪戦

◆Chapter6
Suica、ICOCAの普及をJRが進める理由
~販売システムの多角化と手数料収入~
(1)東海道新幹線頼りで定期収入の少ないJR東海
(2)特別切符と販売手数料の関係
(3)Suica、ICOCAの普及を進める理由
(4)販売システムの進化により激化する手数料争奪戦

◆Epilogue JRが優良企業になったワケ
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