キャッチコピー。
読み人を一瞬で引きつけ、
興味性を持たせ、メリットをにおわせ、
次を読ませたいと思わせる・・・
最初にかける、「ひとこと」です。
少しでもマーケティングを勉強した人なら、
その重要性はご存じでしょう。
平先生のつくった有名なキャッチがあります。
家のチラシにもかかわらず、
「家はまだ建てるな」。
このひとこと、金額に表すと、
・提携した東証一部上場企業の株価をいきなり200円上げ
・500万の商材を1000本以上売り
・それにより(私を含めた)各地の住宅会社が毎年5千棟を売り
とかまあ、きりがないのでここでやめますが、
キャッチと言うのはそれほど重要なものです。
「なぜ社長の中古ベンツは4ドアなのか?」の小堺先生も、
重要なのはタイトルだけだよねー、と言っていました。
さおだけ屋さんの人も、38回出版社を回ったとか。
んで、そのタイトルを使わせてくれる出版社で決めたらしい。
・・・
いかに興味を引くか。
それがキャッチの役割。
さて、今度出る中嶋さんの本。
参った、と言うキャッチです。
「山手線と東海道新幹線は、どちらが儲かっているのか」
おれも知りたい…
・・・
面白そう。
実際、知ってみたい。
読んでみたいし、話のタネにもなりそう。
しかも、ご本人は鉄道マニアのマーケッター。
マーケティングに精通しています。
つまり、興味深い話を聞いて、ためになる。
そういう本です。
プレゼントも興味深いです。
***
10月18日(月)~10月19日(火)の間にamazonで書籍を購入されると
▼いすみ鉄道を応援!貸切懐石列車に抽選でご招待
▼「豪華寝台特急に乗ってコンサル」に抽選でご招待
など、この本でしかあり得ない特典が提供されています。
***
著者の中嶋さんは、とにかく着眼点が面白い!
頭の柔らかい人です。
こういう人は、ビジネスのアイデア、
面白いのがバンバン出るのでしょうね。
・・・
このページ、キャンペーンページです。
これも面白いです。
なんたって、マンガで説明しているから。
一度見てみてチョ。
「山手線と東海道新幹線では、どちらが儲かっているのか?」マンガバージョン
下記は目次だよ。
【目次】
◆Chapter1
山手線と東海道新幹線では、どちらが儲かっているのか
~営業損益における売上とコスト~
(1)山手線と東海道新幹線では、どちらが儲かっているのか
(2)山手線は1 日にいくら稼いでいるのか?
(3)東海道新幹線は1 日にいくら稼いでいるのか?
(4)1 日1 キロあたりの売上を比較
◆Chapter2
トワイライトエクスプレスのスイートが2部屋しかない理由
~利益を最大化させる仕組み~
(1)トワイライトエクスプレスのスイートが2部屋しかない理由
(2)利益をさらに上げるための食堂車とワゴン戦略
(3)新宿駅の中央線快速ホームが一方向に二線ある理由
(4)直通運転でライバル路線の乗客を奪う
(5)東海道新幹線は、いかに乗客回転率を上げてきたか
(6)長距離列車が激減した理由
◆Chapter3
大阪環状線に40年前の車両が走っているワケ
~ストックを活かした資本投下~
(1)新造車両が投入される路線、中古車両だらけの路線
(2)閑散路線に旅客を呼び戻す人気の観光列車たち
(3)列車、乗務員、駅を丸ごとデザインする
(4)ローカル線の救世主となるか? 次世代車両DMV
(5)廃線を最大限に利用する嵯峨野観光鉄道
◆Chapter4
東海道新幹線を最安値で利用する方法
~固定費と売上の関係~
(1)東海道新幹線にも大幅な割引列車がある
(2)閑散列車の需要掘り起こしに成功した青春18きっぷ
(3)特急車両の活用で固定費を売上に変える
(4)スキーのパッケージツアーが新幹線代より安い理由
◆Chapter5
なぜ回数券や割引切符の種類がやたら多いのか
~競合対策と価格設定の関係~
(1)高速バスが鉄道の運賃を決める
(2)リニア開通で圧勝!? 航空のシェアを獲得し続ける鉄道
(3)目的地の途中で降りた方が安くなる切符の割引システム
(4)駅の中で静かに繰り広げられる切符販売顧客争奪戦
◆Chapter6
Suica、ICOCAの普及をJRが進める理由
~販売システムの多角化と手数料収入~
(1)東海道新幹線頼りで定期収入の少ないJR東海
(2)特別切符と販売手数料の関係
(3)Suica、ICOCAの普及を進める理由
(4)販売システムの進化により激化する手数料争奪戦
◆Epilogue JRが優良企業になったワケ
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